2017年1月8日に津市芸濃町で行われた横山池・安濃ダム探鳥会の模様をお伝えします。
この日は探鳥会が始まる10時前に雨が降り出し、皆さん傘を差しての探鳥となりました。
それでも10人の方が参加され熱心に観察されていました。
横山池の南側の岸にはカルガモが休み、中ほどにはマガモの群れがいます。
北側にはコガモやミコアイサの雄がいます。
対岸の遠いところにはマガモやホシハジロがいて、すぐそばの木にはオオバンが皆の目の前を泳いでいきます。
池の周りに生えている木々にはカワラヒワやカシラダカが木の実を啄ばんでいました。
しばらくすると雨が強くなってきたため横山池の探鳥は切り上げ、次の安濃ダムへ車で向かいます。安濃ダムでは水位が少なく岸がむき出しになっており、水鳥もほどんでいません。それでも去年の探鳥会でもいたコブハクチョウが水面にたたづんでいました。
あいにくの雨のためここで探鳥会は終わりとなりました。観察できた鳥は21種類と少な目でしたが、ミコアイサの雄や、最近数が減っているカシラダカ(昨年IUCNの絶滅危惧種に加えられた)が観察できました。
(toshi-sasama)