miyakodori

ミヤコドリ Eurasian Oystercatcher ( Haematopus ostralegus )

ミヤコドリは白と黒の大型のシギ・チドリの仲間で、海岸、干潟に生息し、主に二枚貝を捕食する。くちばしは縦に扁平で二枚貝の隙間にくちばしを差し込み、食べる。

分布

ミヤコドリの仲間はいくつかの種があるが日本に飛来するのはEurasian Oystercatcherとされ、ユーラシア大陸に広く分布する。本種はヨーロッパからアジアまでのユーラシア大陸とその周辺に広く分布する渡り鳥である。全世界での個体数は1,100,000-1,200,000羽と推定されている。渡りのルートは分布域ごとにそれぞれ異なり、そのルートごとに個体数が推定されている。

日本を含む、太平洋西岸、東アジア飛行ルートを通る個体は、わずかに10,000羽と推定されている。この飛行ルートの個体の繁殖地としてはカムチャツカ半島、韓国西岸の岩礁、中国渤海湾沿岸などが知られているが、繁殖の詳しい状況は報告されていない。

三重県下での生息・越冬

以前はとてもめずらしい鳥であった。初記録は1953年である。その後、1970年代にはいくつかの記録があり、2005―2006年の冬以降は安濃川河口や五主海岸で毎冬40羽から60羽の越冬個体が観察されている。

野鳥の会三重の調査によると2010年1月には津市から松阪市の海岸全体で74羽が、2011年には104羽が記録された。当会では独自にミヤコドリカウントプロジェクトを立ち上げ、伊勢湾西岸全域で会員による同時調査を行っている。最近は個体数がほぼ安定し、毎冬60羽から90羽程度が越冬する。また、越夏する個体もあり、これは羽色から若鳥であろうと推定される。カウント結果は随時会報「しろちどり」に掲載している。

安濃川河口、五主海岸を含む伊勢湾西岸は干潟だけでなく、砂浜海岸もあり、バカガイ、アサリなど二枚貝が豊富であり、この鳥の生息に好都合な条件を備えているものと思われる。安濃川河口はミヤコドリを間近にじっくり観察できる数すくない場所であり、関西方面からの観察者も多い。

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