5月1日に津市美里町で行われた瀬戸林道探鳥会をレポートします。
朝、9時10分に美里庁舎にて20人ほどの方が集まり、車に分乗して5分ほどの瀬戸林道へ向けて出発しました。林道手前の田んぼ周辺ではツバメやイワツバメが飛び交っていて、車を止めて観察します。そして、民家の屋根にはホオジロが囀っていました。
さらに林道の奥へと進みます。林道沿いの渓流ではミソサザイ、オオルリが囀り、上空にはクマタカが旋回しています。皆さん必死に観察しますが警戒心が強くすぐに隠れてしまいます。
そして、渓流にカワガラスの姿を確認。じっくり観察します。
しばらく行くとキセキレイが止まっています。すると岩の途中に巣を発見。親鳥に警戒されないように離れて観察します。
巣は道沿いのすぐ側にあり、背の高い人であれば届きそうな位置にありました。巣の中には2羽の雛を確認。親鳥が餌を運んできて木の枝に止まったため、すぐに観察をやめその場を離れました。
この日は、天候も良く探鳥には絶好でしたが、観察された鳥は20種類と少なめでした。しかし、イワツバメやクマタカが飛び、キセキレイの雛が観察できて皆さん満足できた探鳥会になったのではないでしょうか。
(toshi-sasama)