左岸(三重県側)から河口上流を望む。
概要
三重県と和歌山県県境を流れる一級河川、熊野川河口は紀南地方におけるカモ・カモメ観察の最大のポイント。
【お勧め季節など】
冬期のカモとカモメが見どころ。午後は逆光になるので、午前中がお勧め。
【見られる鳥】
冬がベストシーズン。カモ類はマガモ、カルガモ、ヒドリガモの3種が多く、ウミアイサも見られる。カモメは外海が荒れているときなどに特に多い。セグロカモメ、ウミネコが8割を占め、他にオオセグロカモメ、カモメ、ユリカモメの順。シロカモメ、ワシカモメ、ミツユビカモメなどを探すのも楽しい。
所在地
南牟婁郡紀宝町
【アクセス】
自家用車 ≫ 自家用車で国道42号線を南下し、紀宝町鵜殿に入って熊野川に突き当たったあたり。
【駐車場・施設など】
特にない。自家用車はポイント付近の矢淵中学校に置かせてもらうこともできるが、許可をもらうこと。
フィールドは地元の方々にとって大切な生活の場です。野鳥に対しての配慮はもちろんですが、狭い道に車を止めない、地元の方には挨拶をする、ゴミは捨てない(問題外)、樹木や草本を傷つけない、などのマナーを守って気持ちよく観察しましょう。また、観察や撮影のために野鳥に餌を与えたり、野鳥の声のCDなど音源を流して呼び寄せることは生態系の攪乱、繁殖の妨げとなりますので、慎みましょう。