員弁川探鳥会レポート

2015年12月13日に員弁川探鳥会へ参加しましたので、その様子をお伝えします。

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午前9時にいなべ総合学園前に15名の方が集まりました。

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校門前からスタートし、田んぼの中を探鳥しながら歩きます。田んぼにはケリやタヒバリ、電線のスズメ、セキレイを観察します。田んぼの北側の木には無数の鳥が止まっていたので、双眼鏡やスコープで確認するとツグミとイカルでした。特にイカルは50羽ほどの集団でした。

 

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その後、田んぼの先にある小川へ行ってセグロセキレイを観察しているとクイナが現れました。

 

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皆、喜んで観察していましたが、クイナは人間を気にせず水浴びをはじめたので、じっくり観察できました。

 小川を下りながら鳥を探していると、アオジ、アオサギ、モズが観察できました。

 

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員弁川へ着くと、河川敷の木にカワラヒワ、ジョウビタキ。ススキなどにアオジ、ホオジロ、ベニマシコがいました。上空にはダイサギ、カワウ、トビが。あとカモも飛びましたがその場では種類まで特定できませんでした。後で写真で確認するとカワアイサでした。

 

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川の向こう側にノスリが飛び、電柱に止まりましたが、予想通りカラスにちょっかいをかけられて逃げてしまいました。

 

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戻る途中の田んぼにセキレイが複数いましたが、その時ハイタカが上空に現れ小鳥たちは電線へ避難してしまいました。

 

探鳥は約3時間で30種類ほどの鳥が観察できました。期待した猛禽類は少なかったですが、クイナが現れじっくり観察できましたし、イカルの大群は都会では見られない数ですから、皆満足できる探鳥会となったのではないでしょうか。