4月30日に菰野町の三重県民の森で行われた探鳥会の様子をレポートします。
朝9時30分に県民の森内のふれあいの館に20名ほどの人が集まり、案内人の方からどの様な鳥が見られるか説明していただいてさっそく探鳥に出発しました。
芝生広場に出ると上空にサシバを発見。ゆっくりと旋回していましたからじっくり観察できました。
そして夏鳥を探しに東エリアへ向かいます。木々の上ではエナガが餌を探して飛び回ります。さらに、こかげの広場へ行くと突然目の前にオオルリが止まってくれました。
森の中ではコゲラが餌を口の中にたくわえ、なおも虫を探して木を登り、カワラヒワは木の実を一生懸命食べています。
そして、数日前よりキビタキの若鳥が鳴いている場所へ向かいます。このキビタキはあまり警戒心がなく大勢の人がいてもかまわず囀っていました。みなさん綺麗な囀りを堪能できたと思います。
この後、かおりの広場にてサンショウクイなどを観察しましたが、木の中に隠れてなかなか出てきてはくれませんでした。
この日は、2時間で20種類ほどの鳥が観察できました。オオルリ、キビタキ、サシバなどの夏鳥が目の前で見られましたし、よく晴れて初夏の陽気のさわやかな空気の中で探鳥できて皆さん満足されていたようです。
(toshi-sasama)