8月6日 伊勢市外城田川河口で行われたねぐら入り探鳥会の模様をレポートします。
この日は夕方午後5時にJA豊浜支店駐車場に20名以上の方が集まり、遠く名古屋から参加された人もいて多くの方に参加していただきました。そして数台の車に乗り合わせて宮川を眺めながら外城田川河口へと向かいます。
外城田川の河口のため池ではアオサギやダイサギがおり、カワウが魚を捕獲して丸呑みにし飛び去ります。そして上空を数羽のゴイサギが飛びます。
すぐ側の船着き場の建物にはイソヒヨドリがとまり、イソシギやキアシシギなどがたたずんでいます。そして観察している側をカワセミが横切ります。
周辺の電線にはモズ、葦原にはセッカやオオヨシキリの声が鳴いています。そして頭の上を数羽のツバメやスズメ・カワラヒワがねぐらの方に向かって飛びます。
その様子を眺めていると、すぐ近くの木の上でホオジロが美しい声で鳴いてくれて皆でじっくり観察しました。
午後7時前になると、あたりが薄暗くなりダイサギが集団で上空を飛びます。
多い時は数百羽の鳥が見られるそうですが、残念ながらこの日は、家族単位の数羽でねぐら入りする鳥しか観察できませんでした。
しかし、この真夏の暑い時期に鳥が少ない中で19種類の鳥が観察でき、ねぐら入りと言う普段なかなか見られる機会のない探鳥会でしたので皆さん満足されたのではないでしょうか。
(toshi-sasama)