概要
自然砂浜海岸である。わずかながらハマエンドウ、ハマダイコン、ハマボウフウ等の海浜植生がある。春秋のカモメ類の飛来、ミユビシギ、ハマシギなどシギ・チドリも飛来する。ミユビシギは200羽以上の群がみられる場合もある。シロチドリは少数が砂浜で繁殖する。
白塚漁港北側の通称白塚海岸でもシギ・チドリは少数ながら観察できるが、現在は工事中で入りづらい。また、そのさらに北側の豊津浦も中の川河口まで自然砂浜海岸があり、少数ながら、ミユビシギ、ハマシギ等が見られ、シロチドリが繁殖する。
冬期、沖合にはウミアイサ、スズガモ、ホオジロガモなどが見られる場合がある。
【見られる鳥】
ミユビシギ、ハマシギ、シロチドリ、キョウジョシギ、キアシシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、ヒバリ、ハシボソガラス、ウミアイサ、スズガモ、ホオジロガモ
所在地
津市 白塚町
【アクセス】
自家用車 ≫ 国道23号より、「白塚漁港入口」交差点を海側(東側)へ折れ、堤防に突き当たって右折し、堤防上を南へ進み、赤い鳥居のある弁財天の手前で海側へ折れる。
あるいは白塚漁港の南端付近から直接砂浜へ出ることができる。堤防上の道は細いので注意が必要。
【駐車場・施設など】
弁財天の海側には駐車スペースが数台分 白塚漁港付近にも空地がある。
トイレはない。
フィールドは地元の方々にとって大切な生活の場です。野鳥に対しての配慮はもちろんですが、狭い道に車を止めない、地元の方には挨拶をする、ゴミは捨てない(問題外)、樹木や草本を傷つけない、などのマナーを守って気持ちよく観察しましょう。また、観察や撮影のために野鳥に餌を与えたり、野鳥の声のCDなど音源を流して呼び寄せることは生態系の攪乱、繁殖の妨げとなりますので、慎みましょう。