入り口の駐車場とトイレ、案内板。
アスファルト道路から枝分かれしていくつもの散策路が。
概要
松阪市出身の国学者本居宣長の奥墓(おくつき)。市街地にある墓の他に、宣長の遺言により松阪を見渡せる山の上に作られた墓のある丘陵を公園整備した場所。メインの道は舗装路だが、枝分かれしたいくつもの散策コースがある。奥にある池には冬期カモ類も訪れる。
【お勧め季節など】
特になし。四季折々。進入路は冬季凍結のおそれがあるので注意。
【見られる鳥】
通年メジロ、ウグイス、カラ類、コゲラ、アオゲラ、イカル、カワセミ、カイツブリなど。
冬、オシドリ、マガモ、ルリビタキ、ウソなど。
春の渡りの時期はキビタキ、オオルリ、サンコウチョウなどが見られる。
所在地
松阪市山室町
【アクセス】
自家用車 ≫ 国道42号線から松阪市街を抜け、八太町北交差点より工業団地・ウッドピア(木材コンビナート)方面右折。3Kmほど走ると案内標識があり左折する。166号利用では飯南方面に走り、中核工業団地入り口を左折、2Kmほどで入り口の標識がある。
公共交通機関 ≫ 松阪駅前からもよりの山室口まで三交バスが発着しているが、下車後森の入り口までかなり距離がある。
【駐車場・施設など】
森の入り口に駐車場とトイレあり(写真参照)。
探鳥地紹介者より
県道からの進入路は狭く、離合が難しい。園内の道路は平坦でなく、駐車場からどんどん山を登っていくようなルート。 駐車場から奥は車が入れないので注意。メインの舗装路を歩いて1kmほどで最奥の池に到着するが、枝ルートが多く、山野草、キノコなども見どころ。
フィールドは地元の方々にとって大切な生活の場です。野鳥に対しての配慮はもちろんですが、狭い道に車を止めない、地元の方には挨拶をする、ゴミは捨てない(問題外)、樹木や草本を傷つけない、などのマナーを守って気持ちよく観察しましょう。また、観察や撮影のために野鳥に餌を与えたり、野鳥の声のCDなど音源を流して呼び寄せることは生態系の攪乱、繁殖の妨げとなりますので、慎みましょう。